へちま通信

フルタイム勤務共稼ぎOLの人生観察ブログ

感情に訴えかける反戦映像は、もうたくさん!

“少女が失った日常”衝撃93秒、日常生活が紛争で一変した1年を表現。

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戦争の犠牲になる少女を描いた動画が注目を集めているそうです。

私が思うのは、反戦を訴える映像は見る人にショックを与えるように作られていることです。

戦争は避けるべき事です。

しかし問題は、映像を見る人を思考停止させ、
なぜ戦争が起こるか、どうすれば防げるか、踏みこんだところまで考えさせない事です。

「国のえらい人同士で殴り合えばいい」
「戦争を起こす政治家はいらない」
「バカのやること。無駄な血が流れるだけ」

今、このように言っている人たちも、例えば…

何らかの理由で日本経済が没落し、失業率50%以上。おにぎりひとつ買うにも5000円。
子供が病気になったが病院に薬がない。
街のゴロツキ達が武装して商店を襲いはじめ、警察も役に立たない。

…社会がこんな状態になったとして、

日本領海に石油が発見された!みんなが助かるチャンスかも知れない!

…という時に、他の国が発見された石油を奪おうとしたら、武装し守り通せ!という世論に賛成するかもしれないです。
というか、大多数の人は戦え派になると思う。

この話はでっち上げですが
今、世界の紛争地域では私の空想以上の深刻な理由が争いを生んでいるはずです。

戦争は起きる状況がそろえばどこでも起きる、と考えないと、足元をすくわれかねません。

この「ショッキングな映像」は慈善団体・セーブ・ザ・チルドレン
募金促進のためというより、活動アピールのために、いかに悲惨に見せるかを
考えて作られています。

弱くいたいけな少女が紛争の犠牲になる。 
mixiでは素直に製作者の意図通りの反応、少女への同情や悲しみ、戦争への怒り…

が多く見られました。

いかに映像が純粋な人達の思想をコントロールするかの見本のようです。

慈善事業のカルチャーは欧米発ですが、
日本にはみなさんが忌み嫌っている村社会が地域の困っている人を助け
お互い支えあっていたため必要なかったのかなあと、考えます。

で、平和な世界に近づくためには何ができるかと言うと、
私たちひとりひとりが家族や地域と仲良くし、お互いを尊重して、
勤勉に労働し(笑)心豊かに暮らすことしかないんじゃないか。と、思います。

パートナーとケンカした人は仲直りしようぜ。
あと、誰か私とも仲良くしてくれますように(笑)

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