へちま通信

フルタイム勤務共稼ぎOLの人生観察ブログ

聴く力が世界を救う! 2

■ 失恋話の無限ループ愚痴、耐久戦


私がまだ、「女の悩み話はすべからず聞いて欲しいだけ」を知らなかった頃のお話。

女友達のT美が数年間付き合っていた彼氏に別れを告げられた。

落ち込むT美の気分転換になればと、T美の希望もあり、ナンパの多いバーへ女同士で夜遊びに繰り出した。私たちは楽しい時間を過ごした。
バーで遊んだ後はT美のひとり暮らしするマンションに泊まりに行った。

ここまではガールズトークウフフ☆キャキャキャ☆な感じだった。


マンションに着き、メイクを落とし、寝巻きに着替えた頃には深夜過ぎ。
お布団を敷いてもらい、若かったけれどさすがに夜遊びで疲れて寝ようとしたときだ。

この夜初めて、別れた彼への未練を語りだすT美。


失恋は誰にでも辛いものだ。私はT美の気が済むまで話させてあげようと思った。

深夜1時。

T美の話は尽きることない。

彼氏が好きだと言ってくれたこと。
子供が欲しいと言っていたこと。
別れる数ヶ月前からスレ違い始めた二人。
2回爆発したT美。3回目に爆発した時に別れを告げられた。

あんなに好きだと言ったじゃない。

確かに彼の仕事の調子が悪い時に、自分の仕事がうまくいって自慢しちゃったけど。

彼だって男らしくあるべきだったし。


深夜3時。

話のネタは尽きている。同じ話題のループである。

1、  家にある彼のカメラを返したい

2、  でも別れたから連絡を取りづらい

3、 彼はカメラが必要かもしれない

カメラだけ送り返せば?でも未練があると思われるかも。

じゃあカメラもらっておけば?でもまだ好きかも。

好きなら仲直りできない?でもムカツク。

そうか、じゃあ冷却期間?カメラどうしよう。

とりあえず宅急便で送り返したら?でもムカツク。

ならカメラもらっておけば?でも彼はカメラが欲しいかも。

そっか、返したいんだね? → 最初に戻る


深夜4時

泣き出すT美を前に、完全に冷め切った私の心。
彼女の涙を見ながら、4時間自分の話ばかりで聞き手への配慮もない性格だから、冷めかかっていた彼氏も愛想を尽かすんだよ…と思った。
最初の彼女への同情の気持ちは彼氏への同情へ変わる。

本当にカウンセラー向いていません、眠くて眠くて早くこの話が終わることだけを願ってた。

そろそろ空が明るくなったことを言い訳に、布団にもぐりこむ。

 

思い返すと、悩んでいる人に対してことごとくNGな態度を取っていたことがわかります。

受け止めてない。提案してる。励ましてる。全NGです。

言い訳をさせてもらうと、相手に幸せになってもらいたいからの提案であり、励ましなのです。

でも役に立たないのなら自己満足なんだよ。

 

T美ですが、その後気分転換と出会いになるだろうと合コンをセッティングしてあげたのですが、一緒に行った別の友達いわく、私が行かなかった2次会で泥酔し、私にしたのと同じ失恋の愚痴を繰り返していたらしい。

さらに初対面の男性の家で宅飲みになった3次会で「カメラが~カメラが~~~」と、泣いていたらしい。
その友達は途中で帰ったけど、「T美ちゃん食べられちゃったんだろうな…(性的な意味で)」と言っていた。


バックストリートボーイズのヒット曲「I want it that way」サビ「Tell me why?」の部分にあわせて、
「T美 why? (なぜ合コンで失恋の愚痴を言う?) T美ホワイ?(なぜ初対面で泥酔するまで飲む?)」とぐるぐる回った。

ごめんT美!本名出しちゃった!

T美からは合コンのお礼も女友達を紹介したお礼の一言もなかったので、これでおあいこだと思っている。

しかし二度とT美の失敗を繰り返さないためにも聴く力を身につけたい。
忍耐力と相手への思いやりも!そうすれば、少しは昔のように女友達ができるかもしれない。

私はバカだから、痛みがないとわからないんだよ。3月のチクチクした痛みを、将来の優しさに変える事を願って!

私子の戦いは、まだ始まったばかり!!

~ご愛読ありがとうございました。私田先生の次回作にご期待ください。

 

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感情に訴えかける反戦映像は、もうたくさん!

“少女が失った日常”衝撃93秒、日常生活が紛争で一変した1年を表現。

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戦争の犠牲になる少女を描いた動画が注目を集めているそうです。

私が思うのは、反戦を訴える映像は見る人にショックを与えるように作られていることです。

戦争は避けるべき事です。

しかし問題は、映像を見る人を思考停止させ、
なぜ戦争が起こるか、どうすれば防げるか、踏みこんだところまで考えさせない事です。

「国のえらい人同士で殴り合えばいい」
「戦争を起こす政治家はいらない」
「バカのやること。無駄な血が流れるだけ」

今、このように言っている人たちも、例えば…

何らかの理由で日本経済が没落し、失業率50%以上。おにぎりひとつ買うにも5000円。
子供が病気になったが病院に薬がない。
街のゴロツキ達が武装して商店を襲いはじめ、警察も役に立たない。

…社会がこんな状態になったとして、

日本領海に石油が発見された!みんなが助かるチャンスかも知れない!

…という時に、他の国が発見された石油を奪おうとしたら、武装し守り通せ!という世論に賛成するかもしれないです。
というか、大多数の人は戦え派になると思う。

この話はでっち上げですが
今、世界の紛争地域では私の空想以上の深刻な理由が争いを生んでいるはずです。

戦争は起きる状況がそろえばどこでも起きる、と考えないと、足元をすくわれかねません。

この「ショッキングな映像」は慈善団体・セーブ・ザ・チルドレン
募金促進のためというより、活動アピールのために、いかに悲惨に見せるかを
考えて作られています。

弱くいたいけな少女が紛争の犠牲になる。 
mixiでは素直に製作者の意図通りの反応、少女への同情や悲しみ、戦争への怒り…

が多く見られました。

いかに映像が純粋な人達の思想をコントロールするかの見本のようです。

慈善事業のカルチャーは欧米発ですが、
日本にはみなさんが忌み嫌っている村社会が地域の困っている人を助け
お互い支えあっていたため必要なかったのかなあと、考えます。

で、平和な世界に近づくためには何ができるかと言うと、
私たちひとりひとりが家族や地域と仲良くし、お互いを尊重して、
勤勉に労働し(笑)心豊かに暮らすことしかないんじゃないか。と、思います。

パートナーとケンカした人は仲直りしようぜ。
あと、誰か私とも仲良くしてくれますように(笑)

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今日からはまた青空を見て生きる

トンネルを抜けたらそこは。

 

昨日のJR駅員さんが自殺防止キャンペーンのティッシュを配っている話を夫にしていたら、「あのさー最近おかしいよ?へんな事ばかり言ってるよ?」と指摘される。

「なんでだろう?なんか切ないんだよね…やっぱり自殺が多い3月には人の心を暗くする不思議な作用が…」

「何言ってるの(笑)子供できないから悩んでるだけ。産めば治るよwww」

子供を授からなくて悩んでいるつもり、全くなかったんですけど。近くにいる他人の方が張本人よりも本人の気持ちをわかっているってことはままあるわけで。そうか、私は赤ちゃんができなくて落ち込んでいたのか!

きっとブログの文章にも、自分では意識せずとも子供が欲しい情念が滲み出て、わかる人にはわかってしまったのかもしれない。恥ずかしい。

そっか、子供産めばいいんだ!と物事をシンプルにとらえたところ、昨日まで2週間続いていた心の重荷が取れた。すぽぽぽぽん。抜けました。

 

数年前、半年以上続く逆流性胃腸炎に苦しみ、夜中に吐き気で目覚めて戻してしまった時期がある。あまりに具合が悪く胃潰瘍を心配して胃カメラの診察をしたら…そこには、写真に撮りたいほどのキレイなピンク色の胃壁が!

胃に小さな潰瘍ひとつなかった事がわかってから、嘘のように吐き気が収まり、以来再発していない。思い込みって不思議。

 

■ 今回の闇堕ちの原因

2月21日頃にニュースになった、慶応大学生が交際していた男性に「死んでくれ」とチャットを送られて飛び降り自殺した事件。

私はこのニュースの公開当初に割とすぐネットに流れてきた、被害者「メンヘラ神」のtwitterとブログを読んで強く惹かれてしまった。

メンヘラに惹かれる素質があるようだ。(注意・ここでのメンヘラは由来である精神疾患病の類ではなく、現在広く使われている人格障害の方の意味。長くなるので深くはつっこみませんが、差別の気持ちはないことを書き添えます)

過去に強烈なメンヘラ体質の女性に振り回されたことがある。

人に迷惑をかけたり振り回す人はどこにでもいるけど、病的なまでに自己愛が強く、他人を利用する道具としか思わず、感情的で、人への思いやりのない、心が空っぽのブラックホールのような人とかかわると、この人はどういう視点で世界を見ているのか知りたくなってしまう。

人格障害について調べてしまう、その行為をやめなきゃね。

だから私には慶大生で文才のある、メンヘラ神のtwitterがすごくおもしろかった。

読むもの、見るもの、触れるものは自分の潜在意識に入り込んで現実化するから、他人の醜い感情は本当は見ちゃいけないんだよね。

私自身は自分をメンヘラだと思わないし、私の周りの人も同じ意見だと思うけど、きっと人間だれしもが持っている人格障害の要素が人よりちょっと多いのかもしれない。完璧な人格の人はいないからね。

 

昨日までは恥ずかしい文章を書いたなぁと、闇(病み)時期の自分が恥ずかしくなってじたばたする、自分史黒歴史にまた1ページ。

 

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聴く力が世界を救う! 1

JR駅構内を職場に急ぐ通勤路、制服姿のJR駅員さんが手配りしていた自殺防止キャンペーンのティッシュに春の訪れを感じる3月です。

「3月は自殺対策強化月間です JR」

不謹慎だけど「自殺」「JR」の二つの単語の間には「中央線運行止め」「●●万人の足に影響」などの言葉が浮かびます。

3月は年間で最も自殺が多い時期なんですってね。

年度末の資金繰りのためか特に男性の自殺数は3月が抜き出て多いけれど、その他に不思議な力が働いているのか、なぜだか私の心も寂しさに締め付けられています。

さみしい。さみしくてチクチク痛むのです。

基本的にひとりの時間が大切。夫婦仲良好、職場では嫌な人もたくさんいるけどハラスメンされているわけではないし、同僚と雑談したりたまにランチに行く程度に良好。 なかなか子供に恵まれないのと、すぐ会える女友達がいない事が気になるけど。
私の寂しさなんて、自殺を考えるほどに悩んでいる人たちに比べたらたいしたことないでしょう。

JRにもらったティッシュに大きく載っている「いのちの電話」の案内を眺めると、話を聴いて欲しいほど切羽詰っている誰かがいるなら、こんな私でも役立つなら話を聴いてあげたい気持ちが湧き上がります。
誰かを助けたい、役に立ちたいという願い。
だけど「いのちの電話」の向こう側にいる人のような専門知識も包容力も持っていないから、助けたいと思う資格なんてないんだろうな。

■ 聴く力が世界を救う!

知識としては悩んでいる人に対する話の聞き方を知ってはいても、実際に悩んでいる人を目の前にすると実行するのは難しいですよね。

内閣府の自殺対策啓蒙Webサイトの「聞き上手度チェック」という企画は、自分がリアルで対応したらどう受け答えするか考えながらやったらおもしろかったです。中級でした(笑)


仕事で思いつめて自殺を考える程の精神状態になった人、が前提だそうですが、「うん、うん、それで?」と先を促してはいけないそうです。前向きな意見であっても、自分の意見を伝えてはいけないそうです。相手の考えを整理してまとめてあげてはいけないそうです。難しい!

 

Yahoo!PR企画 内閣府 自殺対策強化月間 
「あなたの聞き上手度チェック」による、話を聞くポイント

・相づちを打つ
・「でも」などのさえぎる言葉を使わない
・相手の訴えを整理して、事象をはっきりさせる
・相手の思いを繰り返す(例「つらいんですね」)
・情緒不安定でコミュニケーションが取れないときは、早めに相談機関につなぐ

参考URL
http://promotion.yahoo.co.jp/jisatsutaisaku2014/check/index.php (掲載期間 2014/2/24 ~ 3/23)


ここで指導されるように相手を否定せずに包み込んであげられたら、過去にあんな失敗やこんな失敗がなかったのに!

そして、今でも数人の友達を失わなくてもよかったかも。

懺悔は後半に続きます。

 

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自称サバサバ女は女性としての醜い感情を他の女性に投影する

昨日アップした記事を誤って消してしまって再アップです。

 

■ 薄々感じてはいたけど、自分が真正のドロっとして自己中心的な、女性らしい女性だった件。 

 

ネット上で目につく女性の悩みのひとつ。

「なぜかいつの間にか女性に嫌われてる!何が原因かわからない!サバサバしているからかな?」

☆ 共通点

・努力していて、自分に自信がある(資格、仕事、容姿など)

・単独行動が好き

・女性より男性といる方が楽

・愚痴や悪口を言わない。悪口を言うほどには他人に興味がない

・自分が好きなので嫉妬しない

・悪口言わないし、前向きに努力してるのに嫌われる。

・私の事を嫌う女性達は嫉妬している気がする

 

最初は共感していたのですが、このような書き込みに対する反応を読み込んでいくうちになぜ嫌われるかが分かりました。

他人に興味がない。自分が好き。単独行動できる。嫉妬は醜いと思う。

それは自分の殻に閉じこもり、他者への共感性を育てずに、自分の中の嫉妬や醜い感情を嫉妬や悪口などの醜い感情をさらけ出せる他の女性に投影することで自分自身は清らかと思い込んでいたのです。

自分自身も「悪口や愚痴を言い、嫉妬する普通の女性らしい女性」を軽蔑することで上から目線で悪口を言っているにも関わらず。

この上から目線の自分棚上げと他者への共感性の乏しさが、いつの間にか女性コミュニティで煙たがれてしまう理由でした。そりゃ飲み会にも誘われなくなるわ。

 

 ■ お世辞の上に成り立つ、女性同士の中身がない会話が苦手でした。

 

B「A子ちゃん細い~いいな~」A「そんなことないよ!B子ちゃんの方が胸あってスタイルいいよ~」B「私なんてただのデブだよ~A子ちゃんみたいに細くなりたいー」A「全然そんなことないよ!ここブヨブヨでやばいもん!」以下ループ

 

自己肯定を自分の口からではなく、相手の口から言わせる。高度な心理戦。言葉通りに受け取り、良かれと思って慰めの言葉を返し続けると女子コミュニティ内での立場が無くなります。

 

B「A子ちゃん細くていいな!私、また太ったからな…」A「それくらいの体型が一番モテるんだよ!元気出して!」B「…」

 

うわぁ…昔の自分を見るようで痛いです。女の子のグループでなぜか全員に嫌われることが何度かある、という女の子の悩みを相手の言葉通りに受け取って励ましていたらどんどん相手の女の子のテンションが低くなり、最後にフォローのつもりで「でも、そんな○○子ちゃんのことをわかってくれる人だってきっといるよね!」と言ったところ「私だって友達くらいいるし!」と言い返された苦い思い出があります。

女性のグループにいつの間にか嫌われてる事が何度もある、って自分で言ってたじゃないか… なぜ友達いるし!と怒るんだ。いるならいいじゃないか。悩まなくても。

そう思ったのですが、彼女の気持ちをまったく理解していなかったんですよね。彼女は「○○子ちゃんは悪くないよ。嫉妬する女性が悪いんだよ」と言ってあげればよかったんですよね。相手の望む事を察して、共感を示すことが女性のコミュニケーションの基礎です。中身のないガールズトークは癒されるものです。

この彼女の場合は私がマジレスをするしないに関わらず、嫌われ慣れているようでしたので、100%反省することもないのですが…

嫉妬、愚痴、悪口、私達女性が生き抜く中で身を守るために持っている野性的な不安やおそれから成長した感情かと思います。自分の中にこのようなネガティブな感情があることを認め、克服していくことで人間的に成熟できるのかなぁと思います。

他の女性に投影し、彼女たちを叩くことで自分を守っていては、いつまでも成長できませんし、嫌われ女街道をまっしぐらです(笑)

 

時間が無くなりましたので、女心のめんどくささの考察はまた今度に繰り越します。

 

 

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